フィリピンの女性は、甘いものが大好きです。
フィリピンにはメリエンダ(Meryenda)という、間食の文化があって、朝昼晩の食事の間に、おやつをたべる習慣があるので、おいしいスイーツもたくさん。
フィリピンのスイーツは、フィリピン産のフルーツと、卵や砂糖をたっぷり使った、甘めのお菓子が多いのが特徴です。
今回は、パーティーやクリスマスはもちろん、ちょっとしたおやつとしても食べられているフィリピンの人気デザートを紹介しますので、フィリピンの女性とデートするときの参考にしてください。
フィリピンに住んでいる僕が、現地の女の子に人気があったデザートを7つ選びました。
ハロハロ (Halo-halo)
photo by Robert Maccrageフィリピンのデザートで、日本人がいちばん知っているのはハロハロではないでしょうか。
ハロハロとはフィリピン語で「ごちゃまぜ」という意味。
かき氷の上にココナッツ、アイスクリーム、ナタデココ、甘く煮た豆、紫芋などを乗せたハロハロは、フィリピンを代表するデザートのひとつ。
本場フィリピンでは、レストランのデザートメニューに、必ずといっていいほどハロハロがあり、お店ごとに異なる味と食感のハロハロを提供しています。
ちなみに写真は、Chowkingという、フィリピンの中華系ファストフード店のハロハロです。
ハロハロは日本のコンビニでも売られていますが、フィリピンのハロハロは、さつまいもがベースになっているので、日本で食べるハロハロの味とは少し異なり、甘さは控えめです。
ビビンカ (Bibingka)
photo by chotdaビビンカは、フィリピンの伝統的なクリスマスのお菓子です。
バナナの葉を敷いたケーキの型に餅頃を流しこんでオーブンで焼くビビンカは、やわらかいスポンジ状の食感が特徴のホットケーキ。
砂糖やバター、卵にココナッツも加えますので、甘さもたっぷり。
フィリピンではひとつ30円ほどで売られているので、午後のおやつとしても食べられています。
レチェ・フラン(Leche Flan)
photo by Arnold Gatilaoレチェ・フランはフィリピン風プリンです。
たっぷりのコンデンスミルクと卵黄でつくるデザートは、日本のプリンと比べて、濃厚で甘味も強め。
パーティーなど大人数でいただく場合は、直径20cmほどの大きなサイズを作ることも可能です。
サンスリバル (Sans Rival)
photo by Blueサンスリバルは、カシューナッツ入りのメレンゲの生地に、バタークリームが何層にもサンドされているケーキです。
日本では、たぶん食べることはできませんが、フィリピン人、日本人問わず、めちゃくちゃ女性うけするスイーツ。
写真を見ただけでも、おいしそうですよね。
お店によって、バター味やチョコレート味など、アレンジもたくさんあり、様々なフレーバーを楽しむことができます。
ブコパイ(BukoPie)
photo by (o.0)ブコパイは、マニラの南にあるタガイタイという地域で生まれたココナッツのケーキです。
ブコとは、フィリピン語でココナッツのこと。
タガイタイはフィリピン有数のココナッツの産地なんです。
加工していないフレッシュなココナッツと、クリームを層にしてパイ生地で包んで焼いたブコパイは、フィリピンで人気のスイーツです。
ポルボロン(Polvoron)
photo by Travis Wiseポルボロンは、スペイン生まれのアーモンドクッキーです。
フィリピンはスペイン植民地時代が長かったため、スペインの文化や食習慣が根付いていて、ポルボロンもそのひとつ。
小麦粉、砂糖、アーモンドプードルを、円形に固めて焼き上げたお菓子は、口の中に入れるとホロッと崩れる独特の食感が特徴。
幸せを呼ぶお菓子といわれているポルボロンは、クリスマスや年末年始に、よく食べられています。
ウベ・クリンクルクッキー (Ube Crinkle Cookies)
photo by miss_skittlekittyウベとはフィリピン語でだいじょ(紅山芋)のこと。
ハロハロやアイスクリームなど、フィリピンのデザートには欠かすことができない甘味食材です。
紅芋よりも粘りがあり鮮やかな紫色とまろやかな風味が特徴的な味わいです。
ウベ・クリンクルクッキーは、シュガーのサクッとした歯応えと、ウベのモッチリ感が両方楽しめるおやつです。